独自の加工と金型技術で
コスト削減を実現

一般的にプレス製品側面のせん断面量を確保したい場合や抜きダレを抑制する場合、ファインブランキングでの加工や後工程で機械加工を入れる必要があり、コストも高くなってしまいます。 弊社は独自の加工と金型技術で、ファインブランキング製品や機械加工仕上げと同等の製品を、サーボプレス、一般プレスで製作しコスト削減に努めております。

事例紹介

• 自動車エンジン部品

  

  • 材質
    SAPH590
  • 板厚
    2.8mm~4.0mmまで6種類有
  • 製品精度
    せん断面2.3mm以上、且つ板厚の60%以上確保。
  • 特徴
    当初切削にて頂面加工を行っていたが数量増加に伴い、 工法転換し順送プレス加エ+バレル研磨にて切削レスを実現。

• 自動車サスペンション部品

  

  • 材質
    S60C
  • 板厚
    2.5mmから2.8mmへ増肉,
    外周はファインブランキング並のせん断面。
  • 特徴
    コンバウンド金型にてワッシャー抜きと同時に内径C面押しを同時加工。ワッシャー加エ+切削面取り→プレス加工のみで切削レスを実現。

• 自動車ATミッション部品

  

  • 材質
    SPCC
  • 板厚
    t3.2mm
  • 特徴
    試作時通常の抜き加工で行っていたが、顧客から「抜きダレを少なくして欲しい」との要望でトライし、順送加エのみで写真左の製品から右側の様に抜きダレの極小を実現。

• べアリング部品

  

  • 材質
    SCM415
  • 板厚
    0.8mm
  • 特徴
    外形寸法Φ5.9mm、内怪寸法Φ2.47と 非常に小さなワッシャーで当初無垢材からオール切削にて加工していたものをコンバウンド金型にて1発成形で加工。 大幅なコストダウンを実現。